自分の2銘柄を、初めて「ちゃんと」分析してみた

テクニカル(ロウソク・移動平均)とファンダ(PER/PBR・業績・配当性向・ROE)を、ざっとひと通り。

月曜の夜、自分の2銘柄を、初めて「枠組み」で見直してみた。

ここまでで気づいたこと: 自分は半年やってて、買った瞬間も、買った後も、銘柄を「ちゃんと」見たことがなかった。


1. 国内小型株(最初の銘柄)

買った理由(当時): 「知ってる会社の名前だったから」。それだけ。 1単元10万、株価1,000円台、というのが選定理由のほぼ全部だった。

テクニカル:

  • ロウソク: 実体小さめ、上下にコマが続いてる
  • 移動平均: 25日線、75日線ともに、ほぼ水平。横ばいレンジ

ファンダメンタル:

  • PER: 中程度
  • PBR: 1倍前後
  • 業績: 売上微増、営業利益横ばい、増収増益ギリギリ届かないラインで推移
  • 配当性向: 30%前後
  • ROE: 中位

結論: 「悪くないけど、特に光るところもない」、地味の極み。 含み益+1万強で、枚数倍増分の20万を抱えてる、というのが現状。 正直、ここから倍増する強さもなさそうだし、半値になるほどの弱さも見えない。 「持ってても困らないが、勝負できる銘柄でもない」、というのが、ちゃんとした分析を経た結論。

…買った時の「知ってる会社だから」、根拠としては、本当にゼロだった。


2. 半導体ETF (3 回に分けて、計 45 万)

買った理由: ChatGPT で AI / 半導体テーマを聞いて、個別株が高くて手が出ないので、ETF を選んだ。 最初の 10 万のあと、含み益の勢いに乗ったまま、さらに 2 回足して、45 万。

テクニカル:

  • ロウソク: 短期は、実体ありの陽線が並ぶことが多い
  • 移動平均: 25日線、はっきり右肩上がり。75日線も上向き

ファンダメンタル(組入銘柄全体の傾向):

  • PER: 高め(成長期待が織り込まれてる)
  • PBR: 高め
  • 業績: 大手は軒並み増収増益、ただし好調期がいつまで続くかは不確実
  • 配当性向: 低め(成長への再投資優先)
  • ROE: 高い

結論: 完全にグロース・テーマ寄り。 追い風が吹いてる間は伸びやすく、止まると一気に評価が削られるタイプ。 含み益が伸びてる時こそ、「次の決算/世界情勢で景色が変わり得る」と覚悟しておくべきところ。

…買った時の自分、ChatGPT に「AI半導体って言われた」、それだけで決めた。 組入銘柄の PER も、配当性向も、見てなかった。 ラッキーで上向きの期間に乗った、っていうのが、たぶん正しい認識。

そして、保有金額が 10 → 25 → 45 と膨らんでいったのは、毎回「上がってるから」だった。 銘柄選びが進化してたわけではなくて、「テーマが当たってるうちは乗っかる」を続けただけ。



全体としての評価

2銘柄、性格を並べると、

  • 国内小型株: バリュー寄り、横ばい中
  • 半導体ETF: グロース寄り、追い風中

タイプの違う2つではある、けれど、

  • 金額の比率: 国内小型 20 万 (≒31%) / 半導体ETF 45 万 (≒69%)
  • 性格の比率: バリュー1 : グロース2、というより、半導体テーマ:それ以外 ≒ 7:3

ポートフォリオ全体としては、はっきり「半導体テーマ寄り」に偏ってる。 「教科書的に分散できてます」とは、口が裂けても言えない構成。

バリュー / グロース / インカムの性格と、組み合わせる意味は、勉強しながら別途まとめた → ポートフォリオのスタイル分類: バリュー / グロース / インカム

ちなみに、インカム寄りの枠 (高配当 ETF) は、3-27 の段階で「分散の選択肢」として一度検討した。 が、結局買わず、伸びてる半導体に乗っかった。 その判断の結果が、いまのこの偏り、ということになる。


リスクの偏り

冷静に整理すると、

  • グロース(半導体ETF)が、追い風止まると一番下げ幅大きい。それが全体の約7割
  • 小型株は、放置するなら問題なし、勝負銘柄ではない
  • インカム/防御の枠は、無い

「半導体テーマが急に崩れる」シナリオで、ポートフォリオ全体が一気に削られる構造になってる。 そこを支える「重し」を、自分は持ってない。

…と、書き出してみると、結構ストレートな話だった。


「買った時の自分」と「いまの自分」

書きながら、ちょっとだけ感慨があった。

買った時の自分:

  • 知ってる名前 / ChatGPT 推し / 含み益で同じ ETF を 2 回追加
  • ロウソク、平均線、PER、PBR、業績、何も見てない

いまの自分:

  • 2銘柄を、テクニカル × ファンダの枠組みで、自分の言葉で説明できる
  • なぜこの組み合わせが偏っているか、何が来たら危ないか、ちゃんと理由が言える

…半年前の自分には、できなかった分析。 3-4週間、ちゃんと学んで、書きながら整理した結果。

「やっと、土俵に立てた」、そんな感覚に近い。 勝てる、とは言わない。 ただ、土俵には、ようやく上がれた、と書いておく。


いま思うこと

買ってから分析する、っていう順番自体は、何回振り返ってもダサい。 ただ、買ってからでも、分析を始めたのは、悪くなかった。

ここから、しばらくは、「動かさない」ことを意識する。

  • 一括分の2銘柄は、原則そのまま持ち続ける
  • 含み損益の数字は、画面で見るだけ、判断には使わない
  • 売買じゃなくて、業績や決算を、定期的に追う

…書いておかないと、また何かポチりそうな自分への、自分への注意書き。

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